― ベンディング加工で「できること・できないこと」を分かりやすく解説 ―
板金加工における曲げ加工とは、主にプレスブレーキ等の機械を用いて
金属の板材を所定の形状や角度に折り曲げる技術を指します。
プレス機の一種であるプレスブレーキは、上下一対の汎用金型を装着することで
様々な形状に対応した加工ができます。
当社の曲げ加工は板材でオフィス・家具用品をメインに取り扱っており
加工可能な範囲は板厚0.6mm~1.6mmまでの薄板になります。
曲げ加工のみのご依頼も承りますが、タレパン加工から溶接(スポット)までお任せいただけます。
レーザー加工機やタレパンで材料を切断 → ベンディング加工 → 溶接
というように、ベンディング加工単体ではななく他の機械と組み合わせて製品を作ることもあります。
• オフィス・家具用品(什器・ブラケット等)
• 機械筐体(機器のフレーム・配電盤ボックス等)
• 家電製品(洗濯機・電子レンジ等の筐体)
このように板金加工における曲げ技術は、日常のあらゆる場面に使われています。
その中でも当社は、会社や学校でも使用されるロッカーの扉やブラケット
デスク周りのパーツ等、オフィス・家具用品の製造をメインに担っています。
• 鉄
• ステンレス
• アルミニウム 等
当社最大加工サイズ:1000mm
プレスブレーキはプレス機の一種で、下記の3つを組み合わせて加工を施します。
• 上型(パンチ)
• 下型(ダイ)
• 板材(ワーク)
ベンディング加工とプレス加工の違いは下記の通りです。
最も大きな違いとしては、プレス加工は金型の形状=製品の形状のため
製品1つ1つに専用金型を要する金型依存の生産に対して
プレスブレーキは製品ごとに専用金型を用いるのではなく
汎用金型を組み合わせることで多彩な曲げ加工に対応します。
| ベンディング加工 | プレス加工 | |
| 加工内容 | 曲 げ |
打ち抜き・絞り・潰し・曲げ |
| 金型 | 汎用金型 | 専用金型 |
| 生産 | 多品種少量 | 大量生産 |
| 加工自由度 | ◎ | △(金型依存) |
プレスブレーキが得意とする加工内容は次のようなものです。
板材を押さえつつパンチを押し当てることで直角に折り曲げます。
L字曲げの他に「押さえ曲げ」と表現されることもあります。
V字型のパンチを使って板材を押し曲げる加工方法。
板材の端を180度近く折り返す加工方法。
手を切らないよう安全性や強度を高めるために用いられる加工方法です。
プレス加工と異なり、すべて汎用金型での加工となるので専用金型を作るコストがかかりません。
汎用金型を組み合わせることで複雑な折り曲げや連続的な加工も可能です。
NC制御により、角度や位置が調整できるため高精度の曲げ加工が可能です。
また同じ形状の製品を安定した品質で大量生産することもできます。
圧力をかけて曲げた金属には必ず元の形に戻ろうとするスプリングバッグという力が働きます。
板厚・材質・曲げ半径など様々な要因があり、これを完璧に制御するのは至難の業です。
その為、90度より緩い曲げやカーブを帯びた形状(R曲げ)に加工する際はスプリングバッグを加味して
加圧力の調整や複数回に分けた曲げが必要となってきます。
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